海外移住(海外生活)

海外転職|海外転職初心者におすすめのエージェントと海外転職の注意点

2022年6月29日

相談者

海外で働きたい!でも何をすればいいの?

おすすめの海外転職エージェントを教えて

知り合いの紹介で海外転職が決まったけど大丈夫?

海外転職に興味があるけど、何からしていいか分からない…そんな海外転職初心者の方に向けてこの記事を書きました。

私は30代に上海で転職を数回経験し、自分で旅行会社の経営を始めてからは採用側にも回り、たくさんの求人企業や求職者ともお会いした経験があります。

海外で転職も採用側も経験した私が、海外転職エージェントの選び方からおすすめのエージェントを紹介。さらには海外転職の注意点を解説します。

すぐにおすすめの海外転職エージェントを知りたい方へ

リクルートエージェント

doda(デューダ)

ランスタッド

※すべて無料。複数登録で転職成功率がアップ。

 

海外転職エージェントとは?

「海外で働きたい!」と思って、転職サイトを眺めてもこんな疑問にあたりませんか?

・海外転職サイトで自分にあった求人が見つからない…

・自身の経験が活かせる仕事の見つけ方が分からない…

履歴書・職務経歴書の書き方が分からない…

などなど、、海外転職には不安と心配がつきもの。

そこで海外転職初心者におすすめなのが、海外転職エージェント

 

海外転職エージェントとは?

転職希望者がエージェントサイトに登録することで、海外転職のプロが求職者の希望やスキルにぴったりな企業を紹介するサービスが海外転職エージェントです。

 

ただ紹介するだけでなく、求職者のスキルや強みを企業側に売り込み、転職サイトでは巡り合えない企業とのマッチングを可能にしてくれます。

 

海外転職エージェントのおすすめポイント

・海外転職のプロに任せることで、求職活動の時短

・海外転職サイトに載っていない特別な求人が多い

海外現地の事情を教えてくれる

・転職が決まった後も現地までのサポートをしてくれる

海外転職エージェントは数十社以上あると言われ、どのエージェントを選ぶかは悩むところ。

次に海外転職エージェントの選び方を紹介します。

 

海外転職エージェント選び方

海外転職エージェント選び方海外転職エージェントの選び方のポイントは以下の通り。

海外転職エージェントの選び方

1.海外転職に実績がある企業。有名企業を選べ

2.海外に拠点があるか?希望する国に海外支店があればベスト

3.転職前・転職後のサポートもしっかりされているか?

4.複数のエージェントに登録する!

順番に解説します。

 

1.海外転職に実績がある企業。有名企業を選べ!

最初に知っておきたいのは、海外転職エージェントの利益は企業側からの成功報酬ということ。

つまり紹介⇒転職が決定しないと利益が取れないので、エージェントによっては必ずしも求職者にマッチした案件を紹介するとは限りません

海外転職の実績がないエージェントだと、成功報酬目当てに現地の事情も分からずとりあえず紹介…ということもあり得ます。

 

ごりへい
いい加減な紹介で、もし転職後に自分に合わないと思っても、渡航先のビザの関係などで、すぐに再就職ができない場合があり、精神的に辛い思いをします

 

そこでやはりおすすめなのが、企業の信用度を背負って紹介をしてくれる実績のある有名海外転職エージェント。

もちろん、有名じゃなくても現地に根付いて頑張っているエージェントもいますし、そういったエージェントはお宝案件を持ってたりしますが、海外転職初心者はやはり海外実績のある有名企業を選びましょう。

 

2.海外に拠点があるか?希望する国に海外支店があればベスト!

すべての国を網羅している人材会社はないですが、自分の働きたい国に支店がある海外エージェントがあればベストです。

日本から現地に駐在員を派遣しているエージェントもあります。

実際に現地で生活した経験のある人からリアルな情報は、渡航後の生活の大きな参考になります。

 

3.転職前・転職後のサポートもしっかりされているか?

企業の紹介だけでなく、転職をしっかりサポートしてくれるかも重要です。

年々エージェント間同士の競争も激しくなっており、サポートも手厚くなっているので、最低でも以下のサポートはほしいところ。

・職務経歴書や履歴書の作成サポート

・企業と条件交渉の代行サポート

・現地の就業証や労働ビザの取得のサポート(アドバイス)

・出国前の手続きなどのアドバイス(住民税や国民健康保険)。

転職後のフォローアップが良いかは、転職前のサポートがしっかりしているかで見極めましょう。

まずはエージェントに登録して、実際にサポートを受けてみることが大事です。

 

4.複数のエージェントに登録する!

海外求人は非公開案件が多いです。

 

ごりへい
というのも海外の日本人求人市場は狭いので、求人広告はライバル業者に情報を公開することにもなるからです

 

また海外在住の日本人社会も同じく狭い世界なので、企業側も仲の良いエージェントのみに求人を依頼するということがよくあります。

おのずとエージェント毎に独占案件が多くなるので、求職側としては複数のエージェントに登録するのがおすすめなのです。

 

初めての海外転職おすすめエージェント

今まで見てきた条件にマッチするおすすめの海外転職エージェント3社を紹介します。

海外転職は独占案件が多いので、3社全部を登録するのがベストです。

登録はもちろん無料です。

 

リクルートエージェント

テレビCMでもお馴染みの株式会社リクルートエージェントが運営するエージェントサービス。

業界最大級の非公開求人数を誇り、10万件以上もの非公開求人はさすが業界のパイオニア的存在。

海外事業はRGF(Recruit Global Family)が行っており、

香港、シンガポール、ベトナム、インドネシア、タイ、インド、中国

には現地法人もあります。

特に中国では、上海、蘇州、北京、天津、大連、広州、深圳の7都市に支店があり、中国の求人は他社を圧倒させるきめ細かさがあると言えます。

 

ごりへい
中国のエージェントの方とは何度か直接お話ししましたが、パワフルで誠実な方ばかりでした。また現地スタッフの方も非常に優秀です。

 

リクルートエージェントはサポートも充実しており、各業界・各業種に精通したキャリアアドバイザーが、求職者の希望やスキルに沿った求人を、厳選して紹介してくれます。

さらに求人紹介だけでなく、職務経歴書・履歴書などの書類の添削、独自に分析した業界・企業情報の提供、志望企業への推薦など様々な転職サポートがあります。

 

転職活動を進めるにあたって重要な要素である「求人数」。

企業戦略上一般公開できない重要求人だからなど、非公開にせざるを得ない魅力的な求人に出会うことができます。

豊富すぎる非公開求人は応募が殺到しすぎるほどなのですぐに登録すべきエージェントです。

\非公開求人数・業界NO1/

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リクルートエージェント

 

doda(デューダ) 


doda(デューダ)
パーソルキャリア株式会社(旧:インテリジェンス)が運営する転職エージェントサービス。

日本最大級の求人数を掲載。新着求人は毎週月曜・木曜日に更新されるので、常にホットな求人情報をチェックできます。

2022年6月、勤務地:海外で検索をかけると426件もの求人数がヒットしました。

さらにサイト上には公開されていない非公開求は80%以上もあるとのことなのでその求人数の多さが分かります。

特にアジア方面に強く、グループ会社PERSOLKELLY(パーソルケリー)と連携し、アジア10エリアの転職支援を行っています。

サポートエリア

中国、シンガポール、マレーシア、ベトナム、タイ、インドネシア、フィリピン、香港、台湾、韓国

 

ごりへい
現地に精通したエージェントから現地のリアルな生活事情を聞くことができます。

 

またdodaのもうひとつの魅力は転職のプロたちによる徹底サポート。

応募書類のアドバイス

人事担当者をひきつける履歴書・職務経歴書を書くための秘訣をていねいにアドバイスしてくれます。

転職希望者の人柄や志向を企業に伝え、選考通過を後押し

履歴書・職務経歴書だけでは伝わらない、人柄や志向、考え方など、転職希望者の方の優れた特性を、推薦状などにまとめ、企業へ後押ししてくれます。

面接前後のきめ細かいフォロー

面接で本来の自分を最大限にアピールするためのノウハウを転職のプロが直接アドバイス。

誤解を恐れずに言うと、転職活動は自分という商品を企業に売り込むことです。

商品価値を最大限まで高めてくれるのがdodaの転職サポートです。

\転職者満足度・NO1/

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ランスタッド

ランスタッドランスタッドは1960年にオランダで設立された世界最大級の転職エージェント。

グローバル企業のため外資系企業に強いコネクションを持つのが強みです。

ランスタッドにしかない独占求人が豊富にあり、医療・医薬、製造、テクノロジー、消費財、管理部門の転職支援に特化しています。

5年後、10年後の長期プランを見据えたキャリアプランを提案してくれ、場合によっては現職に残るという選択肢を提示する場合も。

日系企業ではなく外資系企業で自分を試したいという方はかならず登録しておきたいエージェント。

ランスタッドの登録はこちらから

 

海外転職の注意点

海外転職の注意点

 

せっかく海外転職の夢がかなったのに、後悔してる人や失敗して帰国した人を何人も見てきました。

私の経験上、海外転職で注意するべきポイントを紹介します。

海外転職で注意するべきポイント

1.現地採用と駐在員の待遇の違いを知る

2.知り合いの紹介で会社に入るのはおすすめしない

3.SNSなどの求人には注意

4.エージェントの質問や要望にはしっかり対応

順番に解説します。

 

1.現地採用と駐在員の待遇の違いを知る

現地採用と駐在員は待遇の差があることは、理解しておきましょう。

一般的に現地採用の給料は「ローカルスタッフより良い」レベルなので、駐在員には及びません

また社会補償や福利厚生(一時帰国時の航空券代)など待遇が見劣りする場合がほとんどです。

ごりへい
私の住む上海は家賃が高いので、家賃が自己負担の現地採用は大変です…

ただ現地採用は現地スタッフと交ざって仕事をすることが多いので、語学力の向上やローカルの人間関係の構築にもつながり、自己のスキルアップの早道です。

逆に駐在員は日本から派遣をされているので、日本本社に責任があり、手厚い待遇になっていますが、任期が決まっていたり、現地社員と日本本社の間に挟まれて、人間関係に悩むことが多いです。

待遇の違いをあらかじめ知ることで、海外転職を有利にすすめましょう。

ごりへい
たまに何も知らずに現地採用できて、駐在との違いにショックを受ける人がいます

 

2.知り合いの紹介で会社に入るのはおすすめしない

海外転職に向けて動いてると知人から、「○○国で日本人を探している人がいるんだけど、興味ある?」という話をもらうかもしれません。

この手の話はトラブルの元になるので断った方が賢明です。

聞いていた待遇と違うというのはよくある話で、給料だけでなく、会社で用意した賃貸物件に欠陥があっても会社との契約で引っ越せない…とクーラーのきかないボロイアパートに住み続ける羽目になった人もいます。

ごりへい
人からの紹介ということでつい安心しがちですが、私も数多くの一番トラブルを見ています

特に海外就職したばかりで頼る人が知り合いしかいないと相手の言うがままになってしまいます。

 

3.SNSなどの求人には注意

Linkedln(リンクトイン)などの海外転職SNSも注意が必要です。

海外転職は渡航先の国によってはビザの関係で気軽に再転職ができない可能性があります。

万が一、自分に合わない職場だった場合、相談するエージェントもおらず、会社の言いなりになってしまった…なんて人もいるので注意です。

SNSを使った海外転職は上級者にはおすすめですが、海外初心者のうちはやめましょう。

 

4.エージェントの質問や要望にはしっかり対応

海外転職エージェントの最終的な顧客は企業です。(企業が成功報酬を払うので)

エージェント側も企業に良い人材を紹介したいので、求職者側もエージェントに対して礼儀正しく・約束を守るなど信用を積み上げましょう。

エージェントへの信用が高い方が良い企業を紹介してもらうチャンスが増えます。

同じ実力の AさんとBさんなら。礼儀ただしいAさんを紹介するのは自然の流れです。

また第二の転職のときもエージェントからの評価が高いと役に立ちます。

 

海外転職初心者におすすめの海外転職エージェントのまとめ

海外移住まとめ

いかがでしたか?この記事のまとめは以下の通りです。

海外転職をするなら海外転職エージェントの登録がおすすめ!

海外転職初心者は実績のある有名なエージェントを選ぶべき!

おすすめエージェントは リクルートエージェントdoda(デューダ)、ランスタッド!

非公開求人を逃さないよう複数社登録しよう!

海外転職活動では知り合いのツテやSNSはやめた方が無難。

海外転職が決まったら、エージェントと相談しながら渡航の準備をしましょう。

海外移住の準備はこちらの記事でもステップごとに分かりやすく解説しています。

この記事は以上です。ありがとうございました。

  • この記事を書いた人

ごりへい

【海外在住20年】×【国際結婚15年】×【ブログ運営5サイト】 ブラック企業勤務から、海外へ飛び出し上海で旅行会社を経営中。妻は上海人。現地校に通う子供2人。上海でマンション購入。コロナ前は年に3~5回日本へ帰国。日本と上海の2拠点ノマドを構築中。趣味はプール🏊とビール🍺

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