
海外移住に向けて、やるべき準備や手続きを
1年前、6か月前、3か月前、1か月前、
に分けてリスト化しました。
手続きを忘れると、一時帰国が必要になり思わぬ出費につながります。
このリストを見て忘れ物がないようにしましょう。
以下、目次(Contents)から項目をチェックしてみてください。
海外移住の1年前の準備
パスポートの更新をする
パスポートの更新は残存有効期間が1年未満になってから可能。
残存有効期間が6か月未満になると入国が制限されたり、ビザが取れなくなる国もあります。
パスポートの更新は移住国の日本領事館でもできます。
ただ領事館のある都市まで行く必要があったり、更新中は飛行機の搭乗も制限されるので、期限が迫っていれば早めに更新しましょう。
初めてパスポートを取得される方もビザの準備があるので、1年前くらいから発給申請を行いましょう。
海外移住の6か月前の準備
ビザの申請を始める
移住先の国、目的に合わせてビザの取得が必要です。
転職や駐在で移住する場合は、新しい会社でビザ取得をしてくれると思いますが、必要書類など確認していきましょう。
場合によっては、大学の卒業証明書など必要になる場合があるので早めに確認を。
運転免許証の更新
通常、免許証の更新期間は誕生日の前後1か月です。
ただしやむを得ない理由があれば事前に更新可能。
海外旅行、病気など、やむを得ない理由のため、更新期間中に手続が困難な場合は、当該更新期間前に手続をすることができます。
引用:神奈川県警
管轄の警察署に確認してみましょう。
航空券を予約する
航空券は6~3か月前に購入するのが、一番安く買えます。
人気の都市やピーク時は3か月前には満席の場合もあるので、6か月前から値動きを注視してみましょう。
滞在先の住居を探す
移住先で非常に重要なのが住居。
転職や留学などで現地で直接探す予定の方も、都市によっては日本でも物件が探せます。
アパマンや、海外CHINTAIのサイトでは海外の物件が豊富に紹介されてます。
日本の不動産会社を通すと、ローカル不動産より高額な場合が多いですが、現地に日本人対応スタッフがいるので、トラブル時に対応してくれます。

転職や赴任で移住される方は、会社が用意されると思いますが、物件を見て現地の土地勘を身に着けるのもよいと思います。
私の住む上海には日本人学校があるので、家族帯同の場合は学校の近くで探す方が多いです。
クレジットカードを作る
住民票を抜いたり、退職してからだとクレカの審査が通らなくなります。
クレカの審査が通りやすい会社員のうちに、海外で使えるクレカは複数枚作っておきましょう。
ポイントは海外旅行保険が付帯しているカードです。
詳しくは別記事で紹介します。
隙間時間で言語を学ぶ
移住先で一番必要となる言語スキルはリスニング力です。
移住先の言語の勉強はある程度されていると思いますが、出発前の隙間時間に移住先の言語を聞くようにしましょう。
最近は音声メディアが流行っているので、習いたい言語のメディアをフォローして聞いてみるのがおすすめ。
海外移住の3か月前の準備
国際免許証を取る
現地で運転を予定している人は国際免許の申請を行いましょう。
最寄りの警察署 (約1~2週間で発行)
運転免許センター、運転免許試験場 (即日発行)
書類申請で簡単に取得できます。
国際免許が使用できる国は以下の通り。
上陸から1年間の有効なので、必要に応じて現地の免許を取得しましょう
国際免許証で自動車等を運転できるのは、上陸日から最大一年間です(当該国際免許証の有効期間の方が短い場合はそちらが有効期限となります)。
引用:JAF(日本自動車連盟)
不用品を処分する
不用品を処分していきましょう。
メルカリでの販売が慣れている人はメルカリで処分が良いですが、近頃は販売者間の競争が熾烈となり、初心者にはハードルが高くなってます。
そんなときは買取業者に頼むのが楽です。
最近は宅配で送るだけで買取をしている業者も多く、移住前に貴重な時短となります。

おすすめの買い取り業者を別記事でまとめます。
退職の準備をする
会社員であれば会社に退職届を出しましょう。
退職意思を伝えて上司の承諾を得て、しっかりと引継ぎを行い、有給消化も含めると、おおよそ退職までに1カ月半~2カ月程度かかることが多いようです。
引用:リクルートエージェント (太字は筆者)
有休しっかり消化して、移住の準備や、日本でやりたいことに当てましょう!
住んでいる家の退去連絡
賃貸をしている方は、大家に退去の連絡をしましょう。
契約書に「退去予告は何カ月前」になっているか、は事前確認が必要。
通常は1カ月前とされている場合が多く、「引越します」と伝えてから1カ月間の家賃は支払いが必要。
なかには3カ月前となっている物件もあるので要注意です。
海外移住の1か月前の準備
住民票を抜く(海外転出届)
海外転出届は14日前から転出できます。
「海外転出届提出=住民票を抜く」です。
住民票を抜くと、税金や保険料の負担が減る代わりに、国民年金は任意加入、国民健康保険は強制脱退になります。
マイナンバーも無効になるので、注意しましょう。
詳しくは以下で解説しています。
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ただし、移住先の銀行口座開設でマイナンバーが必要になる場合もあるので、渡航先してから様子を見て、住民票を抜くのもありです。
日本にいる家族に頼んで、代理申請で住民票を抜くことも可能です。
車を処分する
車を所有している方は、必要に応じて車を処分しましょう。
車の買取りは複数社に一括査定できる以下のサイトがおすすめ。
▼▼▼70〜80社前後の査定会社が加盟▼▼▼
一括査定.com
業界最大級、日本自動車流通研究所(JADRI)の公式サイト。
中古車買い取り大手のアップル、カーセブン、ガリバーなども加盟してるのでこのサイトがあれば他の査定サイトは不要。
海外移住前の貴重な時間の節約にもつながります!
郵送物の転送手続きをする
家に届く郵送物を実家などに転送できるようにしておきましょう
転送期間は、届出日から1年間です(転送開始希望日からではありません)
またこの機会に可能な限りメール受け取りに変更しておくのがおすすめです
滞在先のホテルを予約する
移住先についてから、すぐに新居に住めない方、
現地についてから新居を探す方はホテルを取りましょう。
洗濯機や冷蔵庫のあるサービスアパートメントがおすすめ。
携帯電話の解約
携帯電話番号の解約もしておきましょう。
ネット環境を整えておく
新居に住むまでのネット環境を整えておきましょう。
海外の無料Wi-Fiスポットは、その国の携帯番号認証が必要になる場合もあり不便です。
SIMカード式のモバイルカードを買っておきましょう。
また移動時の携帯バッテリーもあると安心です。
まとめ
いかがでしたか?
海外移住前は必要な手続きを効率よくやることで、移住前の貴重な時間を確保できます。
また買い取り業者などを上手に利用して、移住資金を増やしましょう。
この記事は以上です。ありがとうございました。